2020年6月28日日曜日

ローター修理

壊れたローターをようやく修理しました。この映像のように右、左に回してもすぐ止まってしまったのです。分解するには8個のプラスネジと4個の六角ネジをはずす必要があったのですが、どれも固着して緩みません。

どうも普通の工具ではダメみたいで、結局「インパクト・ドライバー」を購入。11個は外せたのですが、1個はネジの頭を「なめて」しまいました。仕方ないので「バイス」を追加購入、インパクト・ドライバーに装着してつぶれたネジ頭に叩き込んで、ようやく外すことができました。

歯車などをバラすのにも一苦労しましたが、どうにか右上写真のようになりました。故障の原因はすぐに判明。ベアリングをセットしている金具に無理な力がかかってあちこち歪み、正常に回らなくなっていたのです。実はこのローターは仰角ローターなのですが、方角ローターとして使用したため、本来とは異なる方向から、ベアリングに力がかかったのが要因。

とりあえず歪んだ金具を正常に戻して動くようにはなりましたが、一部欠けているため、再使用してもあまり長期間は使えないかも。現在使っているローターも仰角用を方角用としているため、遅かれ早かれ、同様な故障となりそう。

 直ったローターの映像はこちら。方角指針も動くようになりました。と書くと万事何事もなかったようにみえますが、とんでもない。10枚ほどあるギアーをバラすとき、メモを取り忘れ、組み立て時に順番と場所がわからなくなり、おまけに部品がひとつ余って四苦八苦。

ポテンショメータの不具合も完全には直らず、方角指針と回転の同期がとれず。おまけにベアリングの金属玉がタンスの後ろに飛んで行き、家具の移動で大汗。子供のころ時計を分解したのはいいが、元に戻せなかったことを思い出します。

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