2020年6月23日火曜日

50Mhz 3エレ V型 HB9CV 詳細

先日つくったアンテナの性能をシミュレーション・ソフトで調べる能力もないし、レポートもらって検証する気力もなし。ただちょっと交信した感触では、とりあえずヨサゲな雰囲気なので寸法などをここに記録します。

エレメントは 6mmアルミ丸パイプ1mに、4mm を10cm 差し込み、銅テープで止めて、融着テープで保護。ブームは15mmアルミ角1m に10mm 角を差し込みビス止め。

すべてを取り付けるとベランダ運び出し、植木、物干し等をよける取り回しが不可能なので、基本2エレ部分をマストに取り付けたあとに先端エレメント、ブームを差し込んだ。

エレメントのブーム取り付けは 15x10cm ぐらいのアルミ板に、4x5cm 程度の小板で挟み込むようにネジ止め。とりあえず今まで2回ほど吹いた強風では無事だったが、この先の自信はなし。

寸法の基本は Radix の RY-62V なので Re, Ra の長さ片側はそれぞれ 160cm と 152cm。V型とパイプの細さのため通常より長い。間隔は70~80cmが普通だが、こちらのデーターにより 60cm とした。

ガンママッチやフェーズラインは構造・取り付けが面倒なので、「同軸ケーブル方式マッチング」としたため、60cm 以外の数値を取ると寸法が変わってしまうようだ。

マッチングケーブルは図の上端に概要を記載してあるが、長さ150cm にカット。両端とも心線と網線をショートし、圧着端子を付けて、アルミ薄板でエレメントに装着する。

Re 側から 80cm の位置の被覆をはがし、網線だけを半田あげして、給電用M型メスの芯線にハンダ。コネクターのアースは Ra/Re のブーム中間位置にネジ止め。アースはブーム・エレメントすべてと直流的につながることとなります。

マッチング用同軸は 5DFB ではなく、2V系 で代替。実際は手持ちの 1.5D-QEV を使ったが、今のところ 100W では問題なし。FB と 2V では短縮率が異なるため、参考データには 81cm とあるところを 80cm に変更した。静電容量の違いは影響なさそう。

マッチング・ケーブルの取り付け位置は Ra 側が中心から左へ28.7cm、Re 側が右へ37.5cm。マッチング・ケーブルはブームから 1cm程度離してと書いてあったので、ケーブルタイで浮かせて固定。

ところで D1 エレメントの長さと位置は、まあ適当。海外も含めてそこそこ交信したが、今のところ悔しい思いをしてないので、どうにか使えそう。一方 WASA-VUSHFも無事ビリを脱出できそうなので、50Mhz や RS44 で海外と無理して交信する気力が薄れてきた。

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