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写真1 |
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写真2 |
そんなとき、とりあえず修理できればそれに越したことはないし、そもそも何故どんな風に壊れたのか、分解して見てみたい、というのは当局の悪い癖。そんなわけで、先日「スイッチが入ったきり、オフにできない」トラブルがあったロッカースイッチを分解しようとしてみたのです。
ところがどうやってもこわさずには分解できそうもない。しかしようやく発見したのが「写真1」の方法。細身のマイナスドライバーを写真のような位置に差し込んで「コジル」とシーソー部分がうまく外れたのだ。
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写真3 |
写真2でわかるように、赤い2本の棒状の中にバネがあり、スイッチの金具を押す仕掛け。このスイッチは2極なので、中には2本の弓状のスイッチ金具が入っている。弓状になっているので、赤い棒で押せば、シーソーのように上がったり下がったりしてオン・オフとなるようだ。
この弓状の金具をよくみると(写真3)先端に接点があり、これが溶けてた。たぶん電流が流れすぎて、固定側の接点と融着してシーソー機構が働かず、「スイッチが切れない」症状となったのでしょう。
接点が溶けるほど電流が流れる場所ではないし、AC125V 10A と刻印してあるし、サージ防止用のコンデンサー・抵抗も入っているので、接点材料の不良か、どこぞの国で作った粗悪品か。同じメーカーの同じ型番のスイッチが3個もやられたので、はやく代替品をみつけなくっちゃ。
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