VU の WASA のランキングが、当局は一番ペケなのです。これをどうにか増やしたいと思っているのですが、ベランダでは増やせる要素があまりありません。
衛星通信は AO-40 が生きてた時は、海外局がゾロゾロ出来たのですが、今の衛星は低いところを通過するので、ほとんど増えません。先ごろ上がった RS-44 がちょっと高いのですが、信号があまり強くなく、期待外れ。
となると 50Mhz の海外を増やすしかないのですが、ベランダのホイップではちょっと届かない。降ろした Radix の2エレV型HB9CVを引っ張り出して、3エレにしてと思ったがちょっと重いし。
そこでハタッと思いついたのが、多段コーリニア・アンテナ。同軸で作れば簡単だ。
しかし100W 出すので、ホントは 3D がいいのだが、1.5D にすれば、釣り竿の中を通して、先っぽから出して、ベランダの端に引っ張ってくれば長さも取れる。
ナンチャッテ無謀な試みを深く考えもせず、早速作ったのが先日の 1.5D-QEV。構造・寸法などはこれを参考にしました。
設置して SWR を見てみると、50Mhz の低い周波数へ向かって下り坂。調整用スタブを40cm ほども切ると、どこでもほとんど SWR 1 ぐらいの状態になりました。こんなに素直に調整できるアンテナはあまり経験なし。
とりあえず図のように展開してワッチしてみると、結構聞こえる。50Mhz に出られるアンテナは他に北側に2本、南側に1本あるが、ほとんどの場合どのアンテナより良く聞こえる。50Mhz 専用で同調を取ったのだからだろうか。
試しに何局か、内外の局をいろいろなアンテナで呼んで見たが、 コーリニアがダントツ、というわけにはいかなかった。北と南の違い、相手の QTH, 呼ぶタイミングなどいろいろ要素があるようだ。HB9CV と比べてみたかったが、記憶のかぎりではビックリするような違いは感じなかった。
とりあえず近場の韓国、フィリピン、中国、モンゴル、ベトナムなどには届いたが、もう少し様子をみよう。
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