トリプルレターAAA から ZZZ まで全26局とはすでに交信・コンファーム済み、なのですが、「1997年7月15日以降の交信が有効」というJCAのルール的には、まだ KKK と GGG が未コンファーム。
KKK は中国の局と交信済みなのですが、 SASE 送っても、手紙書いてもカードがもらえません。一方 GGG は G国のGGG など時々見かけるのですが、交信できず。そういう中、今朝ぼんやりと FT8 をながめていると、突然 GGG が日本の局を呼び始めました。
俄然目が覚めて、次の順番で呼ぶと、写真のようにすったもんだのあげく、やっとこさ交信完了。この「すったもんだ」については後述するとして、問題はカードがもらえるか。 QRZ.COM をみると、洒落たデザインのカードがもらえそうですが、住所は P.O.BOX 。
これまでの経験上、P.O.BOX の局は、eQSL はもとより、ビューローでも SASE でも、すんなりカードがもらえないことが多いのです。 なぜだかわかりませんが、勝手な推測では、P.O.BOX を開設する局は DXer が多く、雑魚にはカード出すのがめんどうなのかも。
ところで、写真をみると当局は -15 でいきなり呼んでいます。PM95などで呼ぶと時間の浪費なのでたいていこうしていますが、これが時々問題。 DX-pedition mode ではどうやらこれはNG。普通の交信では相手が R-08 と応えてくれれば、RR73 73 で即終了で、何の問題もないのですが、R がなくて、-08 と来た。
この場合、自動交信のままだと、もういちど R-15 がこちらから勝手に送信されて、RRR 73 73 などと続いて、かったるいし、混信があると知り切れトンボになる可能性が大。こちらのコールサインと -15の文字列が確認されているからこそ、相手局は -08 と応答しているはずだから、 R が付いていないからと言って、また R-15 を自動送信するのは無駄というか、自動ソフトの横暴。
というわけで当局はこういう場合、自動を即はずして、手動で RR73 を送ってしまう。たいていの場合、相手も RR73 とか 73 をたぶん手動で返して終了、が多いようだ。ところがこれもまた問題で、手動で交信終了するとどうやら、ログが自動的に記録されないのか、あとになって「not in the log 」などのトラブルが頻発。
これに対して相手局が自動のままだと、RR73 に対して、いつまでもレポートを送り続ける羽目になって大変。写真の例はそれに加えてさらにすったもんだしているが、幸いなるか混信もなく、すんなり終了したのが幸い。
先にも書いたが、自動車の自動運転をはじめさまざまなインフラでも自動化が進み、開発した自動ソフトの想定内のできごとに慣れてしまった人間は、やがて想定外のことがおきると対応できなくなる。結局右往左往して被害が拡大するのは、ここ数年の災害時の「想定できたのに想定外」にしてしまう繰り返しに、先行きが思いやられます。
などとジジ臭いことを長々と書くのも歳のせいか。。
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