こんなことってあるんですねえ。写真をご覧ください、FT8 の受信周波数のデコード画面ですが、赤線で囲ってある部分です。同じ時間同じ周波数で米国の異なる2局が同じJL1局を呼んでいるのがデコードできています。
まったく同じ周波数で2局が重なって出ていても、FT8 の WSJT-X ソフトは両方ともデコードできるんですね。たまたまこれ一回きりではなく、これまで何回もありました。JT65-HFでは経験したことがありません。
この米国の2局の、当局の QTH での受信強度は -9 と -18 ですから、ずいぶん違います。JT65 だと、両方ともデコードできないか、強い方しかできないのですが、FT8 はすごいというか、両方ともデコードできてしまうと困ってしまわないかなあ。
Auto seq に設定しているとどちらに応答するんでしょう。この事例では JL1局はKT7G に応答していますが、同局の受信機でも2局受信できているとはかぎりませんし。
人間の耳では SSB なら、まったく同じ周波数で何局かコールしても、同時に2,3局はコピーできたりしますから、まだ FT8 には負けないかも。
0 件のコメント:
コメントを投稿