2025年12月12日金曜日

ULS と CORES

見慣れない略語ですが、米国 FCC の無線ライセンスの話。

友人局がずいぶん昔に米国のアマチュア・コールを日本で取得しました。今は知りませんが、その当時は日本でも開催された VE 試験に合格し、米国知人局の住所を借りて紙ベースでのコール申請・取得。

同局はその後海外での移動運用などを経験し、紆余曲折を経て20年近く経ち、局免許期限がもうすぐ。更新をしたいのですが、そうした手続きは、既にすべてデジタル化され、紙ベースの記憶しかない友人局は四苦八苦。

そこで当局も応援にかり出されたというわけで、ことの顛末の以下備忘録。

まず米国コールの現況は FCC の ULS (Universal Licensing System) サイトで一定程度、誰でも見ることができました。(右写真上)これによると局免許期限は来年1月。

ヤバ!すぐやらなきゃというわけで記憶にある Username と PW でログイン。ところが入れない。いろいろ調べるとどうやら現在は FRN という番号がコールに割当てられ、これを利用しないとログインできないみたい。

いろいろのすえ、更新が完了、料金が$35 だった。これを Online で支払おうとするとULS から CORESという別のシステムに飛ばされた(右写真下)。ID/PW は ULS と同じはずだが入れない。詳細は省くが、ID/PW の管理を厳しくしたようで、結局異なる文字・記号の組み合わせや二重認証を経て新アカウントを作成、ULS のコールとリンクを取って支払いを完了させた。

当局は ARRL サイトでも同様な経験をしたためお手伝いができたが、せっかく米国コールを取った他局では期限切れを余儀なくされた方もあるとか。

今年最後の島根送り

今日島根に送る予定の紙のQSL カードは写真の感じ。

内外合わせてたった9枚ですから、デジタル化促進の今年最後を締めくくる象徴となりました。 

ちなみに ARRL に紙で申請した1枚の DXCC も今日現在処理中ですから、やっぱり紙はのんびりしてて、これはこれで貴重な存在かも。 

2025年12月10日水曜日

DXCC=314

12月2日に交信したばかりの J38W がもう LoTW アップ。うれしい クリスマス・プレゼントでした。

Club Log にはほとんどリアルタイムでアップされ安心でしたが、OQRS は M0OXO とのこと。今日になって同サイトにも、ようやくログがアップされましたが、同時に LoTW でもコンファーム。

これで DXCC 累計は 314となりました。 ところが紙で1枚申請したVP2VI は未だクレジットされず DXCC Standings は312のまま。年を越さなきゃいいのですが。

J38W は DXCC のみならず IOTA,  WASA, WPX, PXCC もワンアップです。メデタシ。

2025年12月2日火曜日

Grenada- 執念のゲット

( QRZ.COM から無断転載 )
DXCC の ATNO グレナダをとうとうゲットしました。

CQ誌にも「出る」って掲載されていた J38W。注目しているなか、早朝の 10MHz FT8 に先日現れて、ベランダでも出来そう。呼ぶ局がいなくなっても当方が飛んでないのか、結局夜が明けても NG の撃沈。

CQWW CW も期待すれど、コンテストだから 14 とか 7 とかばかりで,ベランダではほとんど聞こえず。

今日は午前3時から寝床のスマホでチェック。 14 とか 18 に出てるハズだが聞こえず。朝方になって 18MHz FT8 で -22dB だったが呼べるハズもなし。9時になっても出ているが呼ぶのは数局。

ところが10時半 ごろには -15dB ぐらいまでアップ。2,3局呼んでいるが CQ を出し始めたころにとうとう呼ばれた。尻切れトンボにもならず RR73 受信。

しばらくするとかき消すように見えなくなったので、ほんの一瞬の出来事。カリブは不思議。3Y0J も 18MHz でゲットでしたから、ホントにいいバンドです、メデタシ。

2025年11月30日日曜日

11月決算

11月の成果は下記の通り(カッコ内は10月)

DXCC 313  (310)

AJA 15533  (15527)

SXCC 15270  (15266)

IOTA 338   (338)

WPX 2968  (2959) 

PXCC 7918 (7893)

WASA-HF 5708  (5683)

WASA-VUS 626  (626)

VUCC-50 136  (136)

VUCC-SAT 382  (382)

Long Call 715  (710)

OTLSA 310  (310)

11月は月の半分はオンエアーできず、成果もあげられず。島根便もなし、IOTA マッチングもナシの無しづくし。なぐさめは DXCC コンファーム。

2025年11月28日金曜日

San Andres Island

10月に San Andres から出ていた 5K0UAは結局ゲットできず、IOTA, WASA, WPX, PXCC ニューを逃してしまった。

と思ったら、先日から  5J0EA が出てきた。これも San Andres だし、4つのアワードニューも同じ。リベンジとばかり呼ぼうとするが、イマイチベランダに届かない。

そうこうするうちに PXCC で追っかけている 8G17 シリーズが今晩 7074 FT8 に出てきた。あっさりゲットして他バンドに移ろうとしたとき、バンドの下端に 5J0EA が出ているではないか。気づいたのが幸運。

 ベランダアンテナでも -7dB で届いているのに、ほとんど呼ぶ局がいない。どうせできないだろうとは思いつつも、かろうじて空いている上端で呼び始めた。やぱりダメそうなので周波数を 7073.9 にセットして 下端に陣取っている 5J0EA のすぐ下で送信。

普通だとここに送信周波数はセットできないので上から潰される心配はなし。すると思惑通り、しばらくして呼ばれた。「く」の字に曲がってはいるが、フルサイズの 1/4λだ。

メデタシメデタシ。これなら 出始めた DXCC ATNO の J38W も CQWW で出来るかも。

2025年11月19日水曜日

C5R Confirmed

10月末から11月にかけて14と10MHz で交信した The Gambia。当局の DXCC ATNO でしたが、このほどあぶないところでコンファームし損なうところでした。

2バンドで交信したつもりだったので、楽勝の構えでいたところ、Club Log にデータアップされたにもかかわらず、Log Search にひっかかりません。

Facebook を見てみると "LoTW にもアップ済み" とか書いてあるではないですか。あわてて覗いてみるが当局マッチングなし。

ガーン、これはヤバい。さっそく WSJT-X の自動ログを分析すると 20m は間違いなく RR73 をもらっているが、10m は尻切れトンボ。

それでも両方のデータを添付して長文のメールをしたためて送ったら、2日ほどして返事あり。曰く「Sorry, 20m だけね」。

それで結構 TKS Million! ところで1個だけ LoTW で Credit 追加申請するのもチトさびしい。