2013年2月12日火曜日

WSJT-X

 HFローバンド用の WSJT が最近話題に上っていますので、早速試してみました。JT9 モードのWSJT-X ですが、JT65HF の使い易さとWSJTを合わせたような感じです。

JT65 より占有帯域が狭く、解像性能も高いとか。写真のように、自分が呼ばれると赤い帯で表示、CQなどは緑色になるなど、JT65HF と使い勝手が同じなので、マニュアルを読まなくてもすぐ運用できました。

早速1.9Mhz と3.5Mhz で使用。1.9Mhzは 準備不足で受信だけでしたが、CWもロクに聞こえないアンテナでもしっかり受信。1.9Mhz は2分間隔のJT9-2 ですが、一分間隔で十分かも。

3.5Mhz はモービル用のSD-330アンテナにローパワーでも全国あちこちのQRV局を受信、送信できました。

ノイズレベルが-22dB~28dB ぐらいの中、-25dB の信号でも楽々デコード。JT65HF では-21~22dB程度がせいぜいで、-25dB はちょっときつい。

3.5MhzのベランダアンテナではCWやSSBは目いっぱいパワーを入れないと大抵ピックアップしてくれないので、WSJT-X でもついレベルを上げすぎてしまいそう。良いアンテナを使っている局は0.1W でもOKとか。WSJT-X はまだベータテスト中のソフトですので、今後のブラッシュアップと運用局の増加が楽しみです。

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