2013年1月20日日曜日

スクリュードライバー

HFの交信にはもっぱら釣竿アンテナ+ATUを使用していますが、最近どうもイマイチの状況が頻発しています。

例えば7MHzSSBでとれそうな局がとれません。10MhzCWでQRZ?を連発された挙句NG。14,21MhzのPSK31で、CQ局に空振り多数。
JT65でも同様。聞こえているのに意地悪されているわけではなさそうです。

そんな時、WEBなどを見ていると、スクリュードライバータイプのアンテナが結構良さそうな報告があちこちに。米国製が良さそうですが、ちょっとコイルがでかいので、SD330あたりか。
 
 でも結構高価だから、購入して効果なしだったりするとガックリなので、車載のATAS120 をベランダに取り付けて試してみることとしました。RIGは YAESU ではないので、簡易コントローラーを自作。

アンテナUPに12V、Downに8Vらしいのですが、当局の場合は8Vちょうどでは動作せず、7Vぐらいで動きました。

手すりがアースになっているので、追加アースはなし。オリジナルのATAS120のままで、10Mhz以上はSWRも1.5以下。7Mhzがちょっと高め。この状態だとATU+釣り竿の方が、どのバンドもSが2~3良いです。

そこで、1m程度の細いピアノ線を追加。ちょっと垂れ下がっていますが、写真のような状態で再度テスト。なんと7Mhzではこれだけで、ATU+釣竿よりもSが1~2良いではありませんか!10~14MhzでもATAS120の方が良いようです。

まだ夜しかテストしていないので、21~28Mhzはよくわかりませんが、たぶん良さそう。3.5 Mhzではこれだと同調に届かず。そこで、細い釣竿を臨時に写真のように沿わせて、先からさらに1mほどのワイアー垂らしました。

しかしこれでも3.5Mhzに届かず。長さがまだ足らないのか、それとも垂れ下がってSWRが高くなっているのかよくわかりません。いずれにしても この状態でも、ほかのバンドでもATU+釣竿より性能がいいことがわかりました。

これならば期待が持てます。WEB情報によるとATUの方が釣竿の長さが長く取れる場合は性能が良いようですが、当局の場合は突き出し部分が2.5m程度で折り曲げたりしていることから、こういう結果なのかと思っています。

ATUは周波数のQSYが迅速にでき、これまでもクラスターにアップされた直後の空いているときに呼ぶことが出来て、かろうじてゲットということが結構ありましたから、捨てがたいものがあります。

今回のテスト結果から、SD-330の購入も視野に入りましたが、ATU+釣竿との併用になりそうですね。




2 件のコメント:

  1. QKGさん、こんにちは。
    JA1FMN 山西です。
    記事拝見しました。
    やはり周波数に共振したアンテナは
    飛びも耳もFBです。FB DX!

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    1. FMNさん、本年もよろしくお願いします。
      やはり共振は重要ですね。今日もPSKとRTTY、CWで誰も呼んでないのに3~4局フラレてしまいました。取ってもらえるかもらえないかはこれらモードでは、ほんのちょとの差でしかないので、少しでも改良できればと思っています。
      de jh1qkg

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