2018年10月13日土曜日

Hound 奮闘記

FT8 の DXpedition mode では、呼ぶ方は Hound だそうです。日英双方の説明書や CQ誌の特集などを読んで、わかったつもりになっていたが、交信したことがない。何だかリグの周波数を CAT でコントロールした方がいい、とか書いてあるが、しなくちゃダメとは書いてない。

とりあえずコントロールせずに、いざとなったら得意の手作業でやりゃあいいだろうぐらいにしか考えてなかった。 FOX は下の方で出るので、Hound は上の方。いきなり-15 などのレポート付でおくっちゃダメ。呼ばれたら下の方に飛んでくので R-15 などの送信はそこで、などなど結構めんどくさそう。

今日 E6Y が21Mhzで出ていて、「QSY FOX M」と打ったので、21074 でしばらく待ってたが、音沙汰なし。あ、そうだ DXpedition Mode はもっと上の方かあ。というわけで 21090をワッチしたらもうやってるやってる。Hound Mode にチェックを入れていざ出陣。

FOX が出てるのが表示の 1000 より上だったので、こりゃ周波数低すぎたか、と 21090.5 にとりあえずセット。それが写真。FOX は最初一局だったが、交信が進むと同時に何局か相手するので、3局になったり、2局になったりしてる(赤丸印)

ウォーターフォール表示のの 2000-2500 ぐらいの間で早速呼び始めてしばらくすると、-17 とかで呼ばれた呼ばれた。CAT コントロールしてないけど、送信周波数が勝手に3局の FOX のうち当局を呼んだところに飛んでって、R-03 とかを送り始めた。

ところがこちらの信号が弱いのか、 そこで送信しちゃいけないのか、RR73 にならずに-17 とかが再送された。こっちもR-03 とかもう一度送ってるが、どうもそれもダメ見たいで、その後当局の送信周波数はさらに下の方に勝手にふっとんでいった。それからあとは FOX からは相手にされず、ただ下の「追い出し部屋」みたいな場所で、むなしく R-03 の送信の繰り返し。

やっぱり何か設定が悪いか、 CAT コントロールが必要なのかなあ、と思いつつもこんな「すみっこ」に追いやられたままではいかんと、再度上の 2200 あたりに戻ってしつこく再コール。しばらくするとまた呼ばれたが、また同じような仕打ち。

かまわずまた上に戻って、再々コール。そんなことをさらに数回繰り返していたら突然 RR73が送られてきた。それが写真。同時にログ画面も勝手に表示されている。とりあえず DXpedition Mode で初交信できたみたいだが、果たしてこれでよかったのか。単に当局の信号が弱かったから進行がぎくしゃくしたのか。。わからん。。

相手が強かったからよかったものの、ATNO のカスカスだったりしたらどうなっちゃうのか先が思いやられます。


1 件のコメント:

  1. こんにちは、いつも参考にさせていただいております。

    私の経験に基づいてコメントさせていただきますので、ひょっとしたら間違っているかもしれません。記載されている運用方法で問題ないと思われます。

    CATコントロールを使わない場合は、こちらの送信周波数=音声の範囲がSSBで通常送信可能な周波数の範囲(概ね200Hz~2700Hz)におさまるようにすれば問題なく運用できるようです。但し、FOXに低い周波数、例えば300Hzとかに誘導された場合は、音声出力が弱くなりパワーが少なくなってしまういうデメリットがあります。パワーがでていない場合は音声出力を上げるなどの手作業が必要となります。

    1回目のリターンでFOXから再送を求められた場合、1回目とは違った1000Hzより下の周波数の範囲で別の周波数に誘導されるのも正しい動きと思われます。CATを使っていますが、そのような動きをしています。そのまま待っていると、何回かリトライされ、交信が成立するとRR73まで行くようです。(交信が成立しないと放置状態となるようです)

    CATを使う理由は、「低い周波数で出力低下が発生しない」「2700Hz~4000Hzの範囲で呼び出しができる」の2点のみと理解しています。

    de JN1NBU

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