2011年11月28日月曜日

MicroVert その後(2)


▼良い結果だった1.9M MicroVert ですが、使っているうちに以下のような状況になりました。 
(1)1.5だったSWRが2~3になった
(原因不明)  
(2)少し送信するとアルミ線コイルの中ほどが
熱くなり、しだいにSWRも悪化 
(3)1.8Mhzにはコイル巻き数が足りない。 

▼改善過程でいろいろ参考となることがわかりましたのでご報告します。まずSWRを下げようと、一部とぐろを巻いている同軸をベランダ床に這わせてみました。するとSWRも同調周波数も大きく変化しすぎて、手に負えなくなる予感がしたので中止。元のように戻したところ、以前よりSWRが悪化してしまいました。「とぐろの半径」を少し小さめにしたところ、やっと元にもどりました。同軸は一番都合の良い引き回しをしたら、あまりさわらない方がいいみたいですね。 

▼コイルが熱くなるのは「アルミ」と途中から繋いだ「細い線」が原因と思い、すべて1.2mmのエナメル線で巻きなおしました。これにより熱も出なくなり、SWRも下がって安定しました。しかし1.8Mhzまでカバーするには、てすり位置より下にもコイルを巻かなくてはならず、これは誤算。

▼それでも外部アンテナチューナーとワイアー利用のアンテナより性能は良いです。1.8と1.9の切り替え、雨の時は周波数が下がる、などの対応のため、当面みの虫クリップでコイル位置を変更できるようにしました。

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