友人局がずいぶん昔に米国のアマチュア・コールを日本で取得しました。今は知りませんが、その当時は日本でも開催された VE 試験に合格し、米国知人局の住所を借りて紙ベースでのコール申請・取得。
同局はその後海外での移動運用などを経験し、紆余曲折を経て20年近く経ち、局免許期限がもうすぐ。更新をしたいのですが、そうした手続きは、既にすべてデジタル化され、紙ベースの記憶しかない友人局は四苦八苦。
そこで当局も応援にかり出されたというわけで、ことの顛末の以下備忘録。
まず米国コールの現況は FCC の ULS (Universal Licensing System) サイトで一定程度、誰でも見ることができました。(右写真上)これによると局免許期限は来年1月。
ヤバ!すぐやらなきゃというわけで記憶にある Username と PW でログイン。ところが入れない。いろいろ調べるとどうやら現在は FRN という番号がコールに割当てられ、これを利用しないとログインできないみたい。
いろいろのすえ、更新が完了、料金が$35 だった。これを Online で支払おうとするとULS から CORESという別のシステムに飛ばされた(右写真下)。ID/PW は ULS と同じはずだが入れない。詳細は省くが、ID/PW の管理を厳しくしたようで、結局異なる文字・記号の組み合わせや二重認証を経て新アカウントを作成、ULS のコールとリンクを取って支払いを完了させた。
当局は ARRL サイトでも同様な経験をしたためお手伝いができたが、せっかく米国コールを取った他局では期限切れを余儀なくされた方もあるとか。






