2024年1月25日木曜日

衛星通信の可視範囲

低軌道衛星では可視範囲が狭く、高軌道衛星は可視範囲が広いという意味での可視範囲ではありません。集合住宅の当局は4階建ての3Fですからさらに可視範囲が狭いということです。

以前からこれはどうしようもないことでしたが、GreenCube (IO-117) ではますますそれが顕著。図を見てください、だいぶ差がありますねえ。当局は幸いにもベランダが両面にあるので南北両方に可視範囲がありますが、真上はどうしようもありません。

低軌道衛星は CW なら信号も強いし、建物の影からでも意外と交信可能です。しかもどうやら秩父反射や建物反射もあるのでしょうか、結構イケるという感じ。 AJA SAT完成の実績がそれを示しています。

ところが IO-117 はある程度強くないと字になりません。プリアンプを入れないとほとんどNGです。仰角60度以上はそれでもキツイですねえ。偏波による QSB も致命傷。以前はベランダで仰角ローターも使用していましたが、天井がツッカえるので最近は30度固定。

加えて GreenCube Terminal が普及してマルチ送信が増えたのもちょっと懸念。というのは呼んで来る局が増えると、ちょっと貯めておいてからまとめて送信の感じ。当局の場合はその間に影に入って受信できず、ともなりかねない。

それでもめげずにワッチする今日この頃です。

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