2012年11月5日月曜日

ATUあれこれ

再度ATUの話で恐縮ですが、AH3がまたまたどのバンドでもチューンがとれなくなり、大きなリレー3個を交換しました。このブログを見た某アマチュア局に教えてもらった店から取り寄せた同じオムロン製リレーですが、これは中国製(右写真)。

こうしている間に東京ハイパワーのHC200ATFをためしましたので報告します。AH3ではA図の釣竿アンテナで 3.5~28まで WARCバンドまで含めて全部チューンが とれ、7Mhzでは「つりざおにしては強いですねえ」と言われることもありました。

ところが同じエレメントにHC200ATFをつなぐと、同調するのは何と14Mhzから上だけ。 この際いろいろテストしてみようと、B図の長めの釣竿一本だけでチューンをとっても、やはり14Mhzから上しかダメです。ローディングコイルをATUの根元に入れても、10MhzはOKになっても7MhzはあいかわらずNG。

逆に24、28Mhzなどが同調がとれなくなってしまいました。エレメントを多少伸ばしても同じです。ここでHC200の説明書を見てみると、7Mhzでの同調には最低でも5mの長さのワイアーが必要とあります。なんだあ、そうかあ。。

AH3では2m程度のワイアーでも7Mhzで同調しましたので、ATUはどれも同じようなものかと勘違いしてました。でもAH4でもSG231でももう少し短いエレメントでもOKだったような気がしますが。。

内部のコイルの数もAH3の方が多いですし、巻き数の多いコイルもAH3には入っていますから、そもそも設計手法が違うのでしょう。

とは言ってもベランダで5mのつりざおというのはちょっと難しいですよねえ。そこでC図のように釣竿の先に2m程度のワイアーをつけて、ベランダのてすり方向にL字型に伸ばして約5mを確保。これで7Mhzも10MhzもOKになりました。

ところが28Mhzがダメになってしまいました。あちら立てればこちら立たず。28Mhzの1/2 波長は5mだから、ダメなのでしょうか。そうするとつりざおは5.5mとか6mにしないと7と28Mhz両方立たたないから、ますますベランダでは困ってしまう。


そこでD図のように高い周波数用にもう一本短いつりざおをつけました。AH3ではこんな構成でもOKだったんです。ところがHCではダメでした。7MhzもNGになってしまいましたし、他の周波数でも不安定になったり。う~ん困った。

次の手はどうしようと考えても、いい考えがすぐには浮かばないので、とりあえず焼損したSG231の修理でもと思い、早速JACOMさんにメール入れてみました。サガ電子でも昔はSGC社製ATUを取り扱っていたようですが、もうやってないみたいですね。

日曜日にもかかわらず、2時間もしないうちに返事がありました。JACOMさんってすごいですねえ、いい会社です。修理してくれるそうです。修理部品のみの販売はやっていないようですが。米国SGC社にも直接メールを出して、修理部品売ってくれって聞いてますので、ちょっと様子見。





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